右足首脱臼骨折日記(2017/11/03 術後70日)

11/3(金) 晴れ 文化の日

昨日の天気予報だと雨っぽいのかと思っていたら、11月3日は晴れの特異日といわれるだけあって、晴れた。

10月6日から1週間ほど職場に出勤した。毎日の通勤で良いリハビリになるかと思っていたが、足首の背屈は不変の0度。階段を普通に下りることができない。

仕事は、少し無理しながら色々やっている。この職場では私は入職3年目の一番新人なので朝は一番早く来て、ゴミ出しや湯沸し机拭きや散らかっているものの整頓など行っている。他の職員も、腰痛や体調が悪かったりするので、自分も多少無理せざるをえない。皆が皆、元気で健康優良なんていう職場は無いし、皆で出来ることを補い合ってやっていければ良いと思う。

ここの職場に来る前、仕事は、仕事の優先順位を考えて、期限より前倒しに出来るだけ早く正確にするものだと思っていた。しかしこの職場では、期限までにやればよくて、期限がさし迫っている仕事がないときは、ゆっくり過ごして、ゆったりとした雰囲気にしているのがいい。

私は就業時間内は何か仕事をしていなければならないというのが身についていたので、ちょっと時間があると、トイレや調理場など常に清潔であってほしいところの掃除をしたり、クッキーなどの材料や包装材や消耗品の在庫を調べたり、色々バタバタしていたので、利用者さんからよく、働き者だねとか忙しいの好きなんだねと言われていた。そしてそれを褒め言葉だと思っていた。

今回の入院療養生活を終えて、職場に戻ってみたら、トイレはまあ汚くなっていたし、ペーパーや日用消耗品の在庫は無くなりかけていた。とりあえずトイレなどの掃除をした。そして、日用消耗品の買い物リストを作り重いものの買い物は別の職員に頼んだ。これは利用者さんの生活に不便を感じさせてはいけないからである。

しかしクッキー等の製造については、あまりキッチリやらなくても、納品が予定通りにならなくても、ここは利益を追求する職場でないのだから誰も本当に困ることは無いのであり、キチンとやるのは私自身の自己満足でしかないということに気がついてしまった。私は一人でキリキリして、2週間先の製造を考えて、グラム単位で表に記入して在庫管理をしてたが、それこそ他人に迷惑だったかもしれないと反省した。

この機会に、しばらくゆっくりとした働きに変えてみよう。
定年60歳まであと3年間、無理せず働こう。