私は来年の1月に精神保健福祉士国家試験を受験します。
なぜ精神保健福祉士の勉強を始めたかというと、
統合失調症のある人と家族が、できるだけ幸せに暮らすために、
どうすればいいかということを勉強したかったからです。
社会には、統合失調症のある人に対する偏見があります。
統合失調症のある人はその偏見に気づいてます。
自分で好きこのんで統合失調症になる人はいません。
なのに家族はなんでこんな病気になったのかと嘆き、
統合失調症のある人は、家族から生きてるのを否定されたような、
非常につらい責められた気持ちになります。
統合失調症になって辛いのに、もっともっと辛く不幸になります。
一緒に住んでる家族も、もっともっと辛く不幸になります。
近年、良い薬が開発されてきたといっても、みんなによく効くような薬が出てきているわけではありません。
私は、精神保健福祉士の勉強をしながら、どうすれば少しずつでも幸せを回復できるのかということを考えています。
この勉強をするなかで、他の障害を持つ人たちや、社会的弱者と呼ばれる人などのことも出てきました。私は、障害にあまり理解がありませんでしたが、勉強のおかげで考えるようになりました。
以前は、「がんばれば少しずつでも出来るようになるんだから、がんばらない人はそれほど欲してないのだから、その状況から抜け出せなくても仕方ない」というような考え方でした。
今は、「今の状況から抜け出したいけれども自分に出来る方法がわからないという人がいたら、もしお手伝いできる縁があったら、その人ががんばれるように一緒に考えていきたい」と思うようになりました。
勉強すると気持ちが変わっていくものですね。
このブログは、勉強したりネットを見たりの日常で気づいたことについて、書いていくつもりです。